緊急情報 いかり娘またまた逃走す[2017年11月29日(水)]
2週間位前に、夕方の散歩中いかり娘がまたまた逃げてしまいました。私の不注意もあったのですが、水が抜けている五十里湖へ向けてまっしぐらに走り、夕方の闇が迫る中いなくなりました。直ちに、ダムと一緒に捜索に向かったのですが、暗くなりしかも水がないとは言いつつも、ダムの中なので、暗くなると二次遭難の危険性もあるので、一旦、引き上げました。つまり、
いかり娘は夜を一人で、寒い夜空で過ごすことになったわけです。夜中も、かすかに声が聞こえてきて、私も気が気ではありません。朝の4時ころから起きて、日が昇るのを待ちましたが、なかなか明るくなりません。かすかに声が聞こえるということは、近くに居るのだとおもいますが、特定は人間には無理です。しばらくして、捜索隊が出発できるようになり、しかし、遭難場所が特定できない以上、相方のダム隊長に全権を任すしかありません。
「ダム、いかり娘は~~」と聞くと、ダムはじっと耳を立てて澄まし、臭いを嗅いでたちまち一定の方向に走り出しました。こっちも付いていくのがやっとのスピードです。ダムも心配なのでしょう。ズンズン走ると、ピタッと止まりました。今まで走っていたダムが止まったのだから、
ここらへんかなあと見回すも、なかなか見つけられません。いかり娘の茶色と落ち葉の茶色が混じって同化してしまっているのです。「いかり娘~~、どこ~~」と呼びかけると、
なんと10m位先で、いかり娘が動いているではありませんか。ようやく発見、涙が出てきまいた。またダムの妻を思う頑張りにも頭が下がる思いです。
その後、いかり娘は相変わらず、ダムを追いかけまわしています。懲りない面々でした。
写真は、4回目に逃走したときの写真、冬の寒さで探す私のほうが凍えそうです。山の山頂に居たところを救出。当家から、沢を3か所超えた場所に居ました。勿論、ダムなしでは発見できないことです。犬の能力はすごいものです。